2019年もあっと言う間に半分が過ぎて、この記事を書いている今はお盆休みの半ばが終わりました。
今日の記事は、つい先日、夫(くらんど)妻(めらみ)で行った一泊二日の富士登山日記(1日目)
今回は富士宮登山口~宝永山経由、5番目のルートと呼ばれる”プリンスルート”です。
通常の倍近い時間をかけて富士登山をしているので、「体力にあまり自身がないから、富士登山は無理」と諦めている方の参考になると思います。
俺は5回目の登頂、妻は2回目の登頂でした。
(登頂失敗もあれば、途中までを目的にしたり、俺は10回ほど富士登山に来ています)
写真をたくさん撮ったので、読むだけで富士登山の気分を味わいたい方もぜひ読んでください^^
では、初日から順に書いていきましょう。
参考までに、二日間の各区間(だいたい)計測時間メモを貼っておきますね。
めらみが運動苦手なので、同じような方の目安にもなるはずです。

目次
一日目:スタート
富士登山口へ行くには、マイカー規制があるため基本バスを利用します。
- 富士宮口
- 富士吉田口
- 須走口
- 以上3か所、 7/10(水)17時~9/10(火)17時までマイカー規制
つまり、登山シーズンの富士登山口には、自家用車での立ち入りはできません。
自家用車でいけるのは、御殿場口のみ。
水ヶ塚駐車場 着6:30
今回は、富士宮口スタートなので水ヶ塚駐車場からバスを利用しました。
料金は、往復で2000円。
水ヶ柄駐車場から見える富士山、快晴です。
めらみは一度も快晴の富士山に登ったことがないので、晴れの富士山に期待が膨らむね。

水ヶ塚駐車場 出発~富士宮五合目 6:50~7:30
登山靴へ履き替え、荷物の準備をする。
6:50のバスへ乗り込み、ついに登山口へ!
バスは満車で、補助席もいっぱい。
富士登山バスは平日でもないかぎりほぼ満車の様子。

富士宮口五合目へ到着 体をならす 7:20~8:00
富士宮口は、バスでいける五合目で標高が2400mほどあります。
数ある登山口でもっとも高い登山口。
なので、標高に体をならせるために、8:00までのんびりと過ごします。
装備の確認をしたり、ザックのストラップ調整や、ストック調整、登山靴の紐の調整など。
下界は一面の雲海。
この周辺では、富士山だけが雲の上にあるんだろうね。

富士宮五合目~六合目へ 8:00~8:30
いよいよ、富士登山の開始!
初日の目的地は、宿泊先の七合目四尺にある山小屋、わらじ館!

普段持たないような重いザックを背負い(俺10kg)、斜面を登り始める。
雲一つない……と思っていたら、下界で生まれた雲が登って行くところ。
気温があがるにつれて、富士山は雲がもくもくと湧き上がるので注意が必要。
雨はまだしも、雷は命に関わる。

振り返るとたくさんの登山者がいる。
富士宮ルートは、富士吉田口に次いで二番目に人の多いルート。
左に見えているのは、荷物運搬用ブルトーザー専用路。

六合目着~宝永山火口 8:30~9:00
ほんの30ほどで、六合目の山小屋雲海荘へ到着。

富士宮ルートは五合目から六合目への区間が極端に短い。
ウォーミングアップにもならないので、ちゃんとした休憩はなしでそのまま進むことに。
(基本は20分ほどに1回のペースで軽い立ち休憩を入れています)
山小屋の前を通り過ぎると、標識が見えて来た。
富士山頂と、宝永山への分岐点。


この地図には”プリンスルート”の名前は書いていません。
けど、この先の標識などにはちゃんと書いてあるので大丈夫。
ちなみに、山小屋とトイレの間を抜けると富士山頂への道。
このまま富士山頂へ進むのが、通常の富士宮ルートです。

富士山頂へ向かう人はたくさんいるけど、宝永山経由のプリンスルートへはほとんど人がいない。
人気のないルートを選ぶドキドキ感も楽しい。
視線を分岐標識に戻して、宝永山へ。

人の背丈を少し越える程度の立ち木の間を抜けていく。
色鮮やかな緑と、斜面に刻まれた登山道、はやくも日常から離れた自然の景色で心地よい。

丘陵地帯を歩いている感覚になる緩やかな登山道だ。

右手の斜面下を見れば、眼下に広がる緑の山々。

場所によっては、一見すると道とわかりにくい箇所もある、ここ宝永山遊歩道。
歩いてみると人一人分の道があるので迷うほどではない。
ただ、雲に包まれた夜は危険なので要注意。

陽に輝く緑と空に繋がる道。
こういう景色を見たいがために富士登山に来るんだよね。

ふと左手の斜面を見上げると、山頂が見える。
雲で隠れがちだけど、近くに見えるようで遥か彼方なのが富士山頂。

宝永山まで2.0km。
この遊歩道はそれほど傾斜がないので歩くのが楽だ。
富士山頂ではなく、”宝永山まで”の軽登山客も多いのがこのルートの特徴だね。

所々に顔を見せる緑を抜けていく。

視界が開けた小さな丘に分岐標識。

左を見れば、宝永山火口が口を開けている。
一枚の写真で全体像を撮れなかったのが残念!
あとでパノラマ撮影の仕方を覚えるけど、ここで気づいておきたかったー!
写真中央の火口の底へ降りていく。
火口の底には、火口からの落石が集まっている。
すり鉢状になった火口では、落石には常に気を配っておきたい。
当たったら死ぬからね。

火口からの登山道を見ると、二回折り返しているのがわかる。
折り返しがあるのは、”折り返さないと登れないほどきつい傾斜”だ。
一番はじめにこの火口を登って降りた人はすごいな……。

この辺りになると、踏み越える石の音が違う。
シャラシャラと軽く澄んだ音がする。

富士登山中、よく見かけるトゲトゲした植物。
俺は勝手に”鬼アロエ”と呼んでいる。

この植物もよく見るけど、名前はさっぱりわからない。
石と岩だらけの山肌に植物があると、ちょっと癒される不思議。

休憩 宝永山火口にて 9:00~9:35
休憩中に、宝永山の火口を登る道をパシャリ。
プリンスルート最初の難所。
この道を俺は”蟻地獄”と呼んでいる。
文字通り、急な傾斜を一歩進むと、砂利ほどの小さな火山岩に足が沈み戻される。

30分ほどの長めの休憩。
行動食を食べ、水分補給をしながら景色を楽しんだ。
宝永山火口~馬の背 9:35~12:00
宝永山火口を脱出する登山道へ。
ここは登山ガイドマップでは、45分と表記されている登り道だが、これは体力のある人向けの時間表記になっている。
標高2400mで、数kgのザックを背負い、一歩進むと半歩下がる急斜面をほぼ止まることなく歩き続けられれば、おそらく45分程度で踏破できる。
いざ歩き出すと、遠くから見えた登山道の折り返しは見えないほどの斜面。

まあ、個人的には”遥かなる道のり”という感覚で楽しい^^
(めらみは死にそうになっていました)
きつい道では、体力のある人がガンガン進むものではない。
体力のない人が無理をして頑張ると、簡単にばててしまうので、めらみのペースでゆっくりと。
写真を撮りながらのんびりと歩いていこう。
これは、火口の縁で一番高い部分の富士山頂側斜面。
突起のような、切り立った壁のような、かわった形をしている。

足元には登山者の足を滑らせる細かい火山岩に紛れて、べちゃちと溶けてそのまま固まったであろう溶岩を連想させる石が転がっている。
この石も、石をぶつけてみると甲高い澄んだ音をたてた。

5分、10分に一度の立ち休憩を頻繁に取り、水分補給や行動食で熱中症や糖分不足にならないように慎重に進んでいく。
振り返ると、火口底がずいぶんと遠くに見える。

視線を前に戻すと、流れる雲の合間から青空。
富士山では風が強く、雲の流れも速い。
人の遅々とした歩みをわらうような雲の速度を、めらみが羨ましそうに見ていた。
けど、さっき見上げていた火口の縁がかなり近くなってきたね。

最初の折り返し地点が見えてきた。
ここまでで一時間近くかかっている。
運動苦手なめらみの正念場が近い。

切り立った縁が近づいてきたので、写真をアップで撮ってみた。
木の根のようにも見える不思議な形をしている。
ファンタジーを感じさせる、そそる形状をしているねえ。

折り返しを過ぎると、険しさを増す登山道。
勾配が一気にあがり、めらみに追い打ちをかける。
ここまでくると俺も少し息が切れる場面があったので、めらみを励ましながらペースを落とし、めらみの呼吸を整えながら登った。
前かがみにならないと登れないほどの急斜面。

着実に登って行き、例の切り立った縁も同じ目線になった。
向こう側には富士山頂も顔を覗かせている。

最期の折り返しを越えたラストスパート。
ひとつ前の登りよりも傾斜が緩やかに、転がる石が大きい。
流れる雲の影響で、周囲の明るさも目まぐるしく変化していく。
陽が出れば暑いし、かげると肌寒い。

長い登り道を歩き切り、宝永山の縁、馬の背へ到着!
これは馬の背から、富士山頂方向をみた光景。

昼食 馬の背 12:00~12:40
時間もちょうどいいので、馬の背でお昼ご飯。(落雷ポイントなので長居は×)
夫婦そろって宝永山火口へ向かって座り込み、コンビニで買ってきたおにぎりを食べました。
せっかくなので、よくある足の写真を撮ってみる。
頑張って女子っぽく内股にしてみる俺。

あーだめだ、疲れたわー

おにぎりをもぐもぐしていると、宝永山火口に陽が差していく。
よくここまで登ってきたなあ、めらみ頑張った。

左手を向くと、宝永山山頂が雲の上に綺麗に見える。
(これはちょっと富士山山頂側から撮った写真)

馬の背~山小屋わらじ館 13:00~15:00
馬の背の反対側、御殿場登山道の方から雲が湧き上がってきていた。
馬の背へ雲があたり、頂上へ、宝永山火口上空へと流れていく。
山では高い位置は、落雷が落ちやすい危険な場所。
当然、馬の背も落雷ポイントなので、手早く荷物をまとめて再出発する。
目指すは頂上、標識で言うと御殿場六合目方向へ。

上の写真のちょうど人がいる場所(右中)が、分かれ道になっている。
ここがその分かれ道。

左側の頂上へまっすぐ伸びた急斜面、いまは使われていない。
足を滑らせて宝永山火口へ滑落すれば、おそらく底までノンストップ。
運が良ければ複雑骨折で済むだろうか。
無意味な無茶はせず、右手、御殿場六合目方向へ。
ここは馬の背と御殿場口下山道をつなぐ道。
ほとんど平坦で歩きやすいけど、道が少し狭いので要注意。

途中、御殿場口下山道との合流があった。
しかし、この標識は……役に立たないね?
字が完全に剥がれ落ちている標識がたまにあるので、富士登山マップは必ず持っていきましょう。

少し登るとプリンスルートの標識がある。
下山道は大砂走りなので、無理をして登らないようにしよう。
※プリンスルートは下山道を登る区間もあるけど、ほんの一瞬だけ。

途中で振り向いてみると、昼食休憩をした馬の背があんなに遠い。
宝永山頂上もはっきり見える。

1t以上ありそうな岩がごろごろ。
亀裂から生えた草が良い味だしているよね。

御殿場口下山道そばのプリンスルート標識に従い登って行くと、御殿場口の登山道やっと合流した。
なんて書いてるのかな?と標識を覗きに行くと……

何も書いていない。
いや、うっすらと”御殿場口登山道”の痕跡が……?

ちゃんとした標識も発見。
で、ここが御殿場口六合目のようだ。
他の六合目は山小屋があったりするけど、御殿場口はこの標識のみ
御殿場口五合目~六合目までは6時間くらいかかるのに、この塩対応はこたえるだろうなあ。

ここで怪しい雲が下方向から風に乗り、頂上へ上がっていった。
周囲は暗くなり、冷たい空気が叩きつける。

案の定、雨が降り出した。
降り出すと小雨から大粒の本降りになるのがいかにも山の雨。
ザックの一番外側、一番取り出しやすい位置に入れたレインウェアを着こむ。
ウェイウェア上を着て、ザックカバーをかけていると雨が小降りになってきたので、レインウェアの下ははかずに様子見がてらそのまま歩き出す。

雨の中登っていると、ちょこんと3000mの標識が刺さっている。
と、雨が止んで陽が出てきた。

周囲の雲が晴れて、すぐ上にある建物らしきものが見えた。
地面を打つ雨が陽に温められて、即座に水蒸気へ変化する。
雲が生まれる瞬間を見れたなんて、運がいいね。

下界の方向に、うっすらとかかる虹。
疲れがピークに来ていためらみも、虹を見て少し元気がでたみたい。

気を取り直して、登山再開。
小さな標識に、山小屋情報が書いてある。
御殿場登山道にはもともと四つの山小屋があるけど、一番下の七合目日の出館は現在閉鎖中。
少し上に見える建物は、たぶん閉鎖されている日の出館かな。

いまは廃墟と化している元山小屋日の出館へ到着。
トイレなども使えないので素通り。

営業中は人に囲まれていたであろう七合目の石碑(?)
御殿場登山道は、六合目も七合目も扱いがちょっと寂しいね。

さあ、廃墟を越えると、本日の目的地である七合目四尺わらじ館が見えてきた。
あとほんの一息!
息も絶え絶えのめらみを励ましながら、本日のラストスパート!

と、雨雲が完全にどこかへ流れて、広がる晴れ間。

この地点でほぼ標高3000m。
雲の上の景色は、何度見ても最高だね。

やーっと着いた、ぞわらじ館!
15:00に無事到着!

山小屋の手前で、本日最高の一枚が撮れました。
明日はあの頂上に向かうんだね、楽しみだ。

山小屋わらじ館 チェックイン15:00~
さっそくわらじ館へ入り、チェックイン。
ブラシを手渡されて、山小屋前のイスに腰かけ、靴の砂を払い落とす。
この間に、濡れたレインウェアやザックカバーの拭いてくれる山小屋のご主人。
優しい。
貸してくれたサンダルに履き替えると、登山靴で締め付けられていた足の解放感がすごい!
「きもちー!」って、思わず声がでちゃったね。

室内に入り、荷物を置いて、山小屋の説明をうける。
トイレの場所に、バイオトイレの使い方と注意点。
消灯時間は20時、日の出は4:40分~4:50分くらいで、朝食は5時。
水を1リットル無料貰えるという大サービス
翌日の頂上への行くときは、荷物を預かってくれてアタックザックまで貸してくれる!
しかも、夕飯のカレーと朝食のご飯はおかわり自由。
すごいぞ、わらじ館……!!!
山小屋で乾杯 15:45~17:00
山小屋到着を祝して、ちょっとだけど、めらみと祝杯。
運動苦手なのに頑張っためらみに乾杯!
行動食兼おつまみで、持参した梅酒をちびちびと飲む。
普段あまり飲まないけど、標高3000mで飲む酒はうまいなあ。
夕飯の時間が近いので、つまむのはそこそこに、のんびりした夫婦の時間を堪能しました。

夕食 17:00~17:45
お待ちかねの夕飯、山小屋といえばカレーライス!
もうね、富士山で雨風をしのげて、平らな地面があるだけでありがたいのに、温かいご飯まであるんだから山小屋は天国ですよ。
標高3000mだと沸点もだいぶ低くなっているけれど、お米に芯もなく、カレーライスもじゃがいもごろごろ美味しかった~。
あと、お茶が貰えたのもありがたやありがたや。
飲み物も貴重ですからね!
カレーライスは控えめに、一杯だけおかわりいただきました。
めらみは元気なかったので、おかわりせず御馳走様。
美味しゅうございました。

夕食後、夕日を撮りたいめらみと外へ。
残念ながら、御殿場口からは夕日は見えず。
富士山の影になって、夕日になる前に太陽が見えなくなっちゃうんだね。
それでも、十分すぎる夕暮れの景色が見られました。

寝付けない寝床 19:00~20:00
夕飯を食べておなかいっぱいなので、寝床へもぐりこむ。
山小屋の寝床は、二段になっていて、1スペースに3人で眠る方式。
一枚の大きめのかけ布団が共用で、寝袋が一人に一つ用意されています。
秘密基地感が満載。
足元の寝袋が置いていあるところへ荷物を置くために、頭をぶつけないように気を付けながらザックを移動します。
ちなみに、めらみちゃんは予想通り頭上の柱に頭がぶつかるところで、俺が手を当てて止めました。
危険予知からの怪我防止^^

今日は5時前に起きていたとはいえ、さすがにまだ眠くはない。
なので、スマホで動画(無音)を見たりしながら消灯時間を待つ。
室内は明るくてまだ眠れないしなあ、なんて思っていると、周りからはイビキやら寝息が……。
隣を見るとめらみもすでに寝ていた。
1スペース3人のところ、もう一人は別の登山客の女性がめらみの横にいる。
その女性は、さらに隣のスペースの人達と同じツアー客で、夜中の1時に起きてご来光目指して出発するとのこと。
疲れ切っていためらみは、深夜出発組みと同時に寝ちゃったんだね。
消灯~眠るまで 20:00~22:00
山小屋は燃料も電気も貴重なもの。
日暮れから間もなくの消灯。
体は多少疲れているけど、なかなかすぐには寝付けない俺。
寝袋もかけ布団もいらないくらいに室内は暖かくて、次第に暑くなってきた。
21時ごろに、めらみも暑くて目を覚ましてしまったので、二人でトイレを兼ねて一緒に外へ。
ここで写真を撮るのを忘れてしまったけど、静かな山での夜景がキレイでした。
日が暮れると、外はとても寒い。
気温は一桁で、風が強いので夜の登山は冬並みの防寒着が必要になります。
そんな冷たい風が、暑くて寝苦しかった肌にちょうど良い。
ほどよく体を覚まして、山小屋に二人で戻り就寝。
初日が無事に終わりました。
初日を終えて、便利だったアイテム紹介
- ゼリー飲料
- 塩タブレット
- サングラス
- 梅酒
- 耳栓
- カメラストラップ/カラビナ付き
1.ゼリー飲料 疲れ果てて食欲がなくなってしまっためらみを助けてくれました。食べないとエネルギーが足りないけど食べられない……という時に、水分補給も同時にできる強い味方。
2.塩タブレット 昼間の炎天下に、登山という運動量は熱中症のリスク大。ドラッグストアやコンビニで売っている塩タブレットは、飴よりも食べやすく重宝しました。
3.サングラス 太陽が近く強烈な紫外線から目を守り、下山客が巻き上げる砂からも目を守るたのもしいやつ。眼鏡の上からかけられるタイプもあるので非常にオススメ。
4.梅酒 便利とはちょっと違うけど、山小屋にビールあれど梅酒は置いていません。好きなお酒を持参してくいっとやるなんて、贅沢なもんです。
5.耳栓 山小屋の寝床はイビキの大合唱。早く寝たやつが勝つ……そんな状態を切り抜ける最終兵器。俺はこの耳栓をつけて、イビキで応戦してやりましたよ。
6.カメラストラップ/カラビナ付き ストックを両手に持つ中、いちいちストラップを持つのは面倒。ザックのハーネスにカラビナでつなげておくととても便利でした。
※ゴミは絶対に自分で持ち帰りましょう
富士登山日記、1日目はここまでです。
続きの2日目はこちらへ