富士登山

夏の富士登山 初心者向け装備ガイド!2019年度版

いざ富士登山へ! と計画したは良いけど、何を持っていけばいいの?

「調べようにも、何がわからないのかわからない」

最初はそうですよね。

この記事では「どんな服装がいいの?」「そもそも装備ってなに?」という疑問を解決します。

富士山までは目と鼻の先、麓に住んでいるので、8回ほど富士登山経験があります。

登山経験に加えて地元目線での紹介をしていきますね!

実際の準備に活用して、適切な装備&忘れ物無しで富士登山へ行きましょう!

基本的な5つの装備+1

これだけは絶対に持っていきたい装備、服装をまとめました。

ここに書いてあるのは、安全に登るために最低限必要なものです。

登山靴/トレッキングシューズ

靴は登山靴を選びましょう。(トレッキングシューズも同じ意味)

登山靴は、文字通り登山に適した靴です。

  • 激しい傾斜から足首を守る適した固さ
  • 石や岩場のデコボコで足の裏を痛めない厚い靴底
  • 岩や砂利で擦れてもやぶれない丈夫な外装

これらの条件は、登山靴しかクリアしていません。

運動靴や、安全靴などで登っている人もいますが、安全で確実な登頂のためには避けたいところ。

実際に見かけたのは、革靴、地下足袋、ビーチサンダルとバリエーションゆたかな装備。

気合と根性で頂上までいったけど、血だらけで立ち往生……なんて光景も実際に見ています。

登山靴/トレッキングシューズの選び方

富士山の特徴として、大量の火山岩・軽石があります。

小豆くらいの大きさの石が積もり、スネまで埋まる場合も。

石がゴロゴロしている、いわゆるガレ場まであるのが富士山です。

オススメはミドルカットかハイカット

  • ミドルカットは足首をつつむ
  • ハイカットはくるぶしまでガッチリガード

細かい軽石が靴に入らないように、ガレ場の不安定な足場で足首を痛めないように、

足首までカバーしてくれるミドルカットかハイカットでいきましょう。

富士山は岩や石で突起が多いので、靴底の薄い物は避けるのが無難です。

サイズは1cmほど大きめ 履いたらつま先をトントンする

まず登山用の、厚めの靴下を履いてから試着です。

そのうえで、1cmほど大きめサイズ。

履いたら、立ち上がり、つま先を床にトントンしてみましょう。

かかとに隙間ができるので、この隙間に人差し指と中指が入るのがいいサイズ。

ぴったりの登山靴だと、ながーい下り道でずっと踏ん張り続け、爪が靴の先端にぶつかりつづける……。

最初の富士登山では、これで両足の小指の爪が半分ほど剥がれました(経験済み)

靴選びは、しっかりしましょう!(痛いのに何時間も歩くのいやだよ!)

運動靴や安全靴ではダメ

  • 靴への軽石侵入
  • 足首のガード
  • 足の裏のガード
  • 傾斜による変形(疲れや怪我)をガード

これらを防げるように作られているのは、登山靴のみです。

登山のためにつくられた靴ですからね。

リュック(ザック、バックパック)

富士登山は長時間の登山になります。

標高差、昼夜による気温の変化、天候の変化、食料に飲み物と、持ち物が多くなるのが特徴。

荷物がたくさん入ればいい、とはいきません。

登山用リュックを選ぼう

登山用品店やスポーツ用品店で、登山用/トレッキング用のリュックを買いましょう。

難しいことはなく、これで大丈夫。

たくさんの荷物に対応するため、リュックの背もたれが固く、軽く、通気性にすぐれた製品があります。

体形にあうかどうか、背負ってみないとわからないので、ここは満足いくまでしっかりと試したいですね。

一泊にも対応!富士登山には30LサイズでOK

気になるのがリュックのサイズ。

これは最大で30Lあれば、一泊の山小屋利用でも問題ありません。

この量で入らない場合は、荷物の持ちすぎの可能性あり。

ちなみに、頂上で登山用バーナーを使って簡単な調理をしたときでも、道具を含めて30ℓサイズのリュックで大丈夫でした。

※バーナーの使用は周りに十分注意してください。なお、テントを張るのは禁止されています。

胸部分をとめるストラップがあると楽ちん

登山リュックの特徴として、ハーネスの胸と腰にストラップがついています。

これがあると、リュックがしっかりと体に固定されて、背負うのがとても楽。

たまに、胸部分のストッパーがない製品もあるので、チェックしておきましょう。

リュックカバー

登山用のリュックを購入、サイズも見た目もバッチリ!

で、忘れがちなのがリュックカバー。

これは、雨が降ったときに荷物を守るための装備です。

リュック付属のカバーは防水じゃない?

注意したいのが、リュックに付属しているカバー。

実際に見てみると、撥水性のものが多いです。

撥水性と防水性はべつもの。

撥水は、あくまで「水をちょっとの量だけ、少しの時間はじくよ!」です。

富士山のたたきつける豪快な雨の前では、つけている意味はほとんどありません。

しっかりと「防水」と表記されたものを買いましょう。

レインウェア

レインウェアは、雨から守るだけでなく、防寒着としても活躍します。

富士山頂は、地上より20度ほど気温が低い世界。

明け方には、真夏でも0度になる可能性があります。

体が浮くほどの強風もあり、体感温度がマイナスになるのも珍しくありません。

この状態のなか、レインウェアは心強い存在です。

コンビニのカッパはビリビリに破けるよ

富士登山にいくたび、必ず見かけるのが強風で破けたコンビニのカッパを着ている人達。

はじけ飛んだボタンで前を閉めることもできず、背中までやぶれて、頂上でモンスターにからまれたの?という状態で歩いています。

防水のしっかりとしたレインウェアを買いましょう。

ポンチョ型もきれいにふっとびます。

キャップ、ハット

富士山は、気温が低いけれど、下界とは比較にならない強烈な日差しです。

キャップ、ハットの帽子は日差しを避けられればいいので、登山専用でなくても大丈夫。

でも、注意点があるので書いていきますね。

防水性はとにかく暑い!

雨に降られても大丈夫なように防水性のものを買って行こう。

よーくわかります。これ、実際にやりました。

めちゃくちゃ暑かったです!

くわえて、長い時間、重い荷物をもって急な斜面を歩き続ける運動量。

絶賛体温上昇中に、通気性の悪い防水性は熱中症のリスクあり。

防水性の製品は、防寒用として別にもっていくならおすすめです。

通気性、速乾性で選ぼう

汗をかいたり、雨で濡れるのは防ぎきれません。

なので、汗をかきにくく、乾きやすいように通気性と速乾性に優れたものがおすすめ。

登山用品はこの点が優れていますが、普通の帽子でも通気性・速乾性がよければ使えます。

富士山の地図

下界と違って、ナビは役に立たず、親切丁寧な標識はありません。

だいたいのルートを教えてくれる標識はありますが、登山道はわかりにくいもの。

富士山の登山ルートが書かれた地図は必ず持参しましょう。

登山口ではほぼ必ず登山の注意思考、禁止事項が記載された地図が用意されています。

富士登山マナーを知りまもるためにも、この地図は貰いましょう。

登山道の長さや所要時間も記載されているので、とても助かります。