あの頃シリーズ、第四回目です。
今回は、初期からお世話になっているフレのセルヒオさん。
チームメンバーとの出会いの思い出です。
彼との出会いは、橋の上でした。
トップの写真はウェナ諸島の祈りの宿。
2012/09/22、この日、俺は橋から川を眺めていました。
なんで川を眺めていたんだろう……。
早起きしてレベル上げをした後、混み始めた狩り場を避け、適当な場所で入口の脇に立つガーディアンごっこをしようと場所を探していたのかもしれない。
動機は思い出せないけど、川を見つめて黄昏ていたのは事実。
この時、メイン職の僧侶Lv.50。
上限解放がなく、これが最高レベル。
ドヤ顔で歩いてましたね。

あ、思い出した。
二番目の町に辿り着けず志半ばで倒れる冒険者に辻ザオして回っていたんだ。
そうだ、そうだ。
めらみとも同じことをモガレキャンプでやっていたっけ。
初期村から二番目の町にいくのは、初期の頃は大変だったよね。
そんな各地を歩き回っていた際、祈りの宿の橋にいた俺に
「こんにちは」
と、定型文が二度ほど飛んできました。
当時、まだ”いいね!”機能はありません。
なにかな?と振り向くと、ウェディの男性が一人。
名前はセルヒオと書いてある。
「こんにちは」
返事を返す俺。
しばしの沈黙
「……」
白吹き出しの、チャット書き込み中アイコンが出た。
ずっとチャットを書いている様子。
1分以上経ってから、
「いいですか」
来たのはとても短い言葉。
「はい」
すぐに返事すると、また書き込み中。
6年ほど前のことなので、記憶が曖昧ですが、
ゆっくりと会話をする中で、
「ジュレト」
という単語を見つけた。
次の町へ行きたいんだなと察し、
誘いを出して、PTを組む。
後からわかったけど、この時のセルヒオさんはコントローラーでチャットをしていたらしい。
なので、会話をするのに早くても30秒くらいかかる。
その状態なのに、ある定型文だけは素早く飛んできた。
「つよい°˖✧☆彡」
こんな感じのキラキラした定型文。
PTを組む前も
「つよい°˖✧☆彡」
組んで戦闘に勝つと毎回
「つよい°˖✧☆彡」
めっちゃ褒めてくれます。
ジュレットに着く前に何度褒められたか。
サポを連れていなかったので、二人でジュレー島下層をピョンピョン跳ねながら駆け抜けていきました。
スキルのふり直しがまだないので、中途半端な状態の槍でしか攻撃ができない。
しかし、数千匹のトンブレロを屠ったこの槍。
※当時のぬこさく写真は残っていませんでした。
代役:トンブレロ時代のめらみさん。

レベル10ほどのセルヒオさんから見れば
非常に強力な攻撃に映った。
戦闘に勝利する度に、
「つよい°˖✧☆彡」
「かたじけない!」
礼を言う俺。
「つよい°˖✧☆彡」
「かたじけない!」
「つよい°˖✧☆彡」
「かたじけない!」
「つよい°˖✧☆彡」
「かたじけない!」
褒められて上機嫌な俺。
ウィングブロウであっという間にMPが空になるセルヒオさんに、まほうの小ビンを大盤振る舞い。
「つよい°˖✧☆彡」
「……」
「ありがとう!」
チャットを間違えながらお礼を返すセルヒオさん。
つよい連打の良い人です。
あっと言う間にジュレットへ到着。
任務を果たし、俺はここでお別れ。
お互いにフレンド登録しました。
ちょっと後に会ったら
すっかりシティボーイのセルヒオさん

遊ぶ時は、俺・めらみ・セルヒオさんの三人が一番多かった。
彼と言えば、こんなこともありました。
ジュレー島下層 F-1
当時の俺だけ狩り場の一つ。
ぐんたいガニ即湧きポイント。

他の冒険者がめったに来ないこの場所。

ぬこさくの今いる場所表示、”ジュレー島下層”だけを頼りに、元気玉使用中だって見えているのに、それでもぬこさくに会いに来た彼の姿は今でも笑い話として語られています。
当時、元気玉を知らなかったみたいです。
しかし、びっくりしたよ、ほんと。
チームの結成は2012/10/14。
当初、ぬこさくとめらみの二人だけのチームにする予定でした。
けど、ドラクエ大好きでとても気の良いセルヒオさん。
セルヒオさんなら、とチームに迎えることに。
チャットを交わさなくとも、
戦闘中お互いが何をしたいのか
手に取る様にわかる頼もしい仲間。
1~2年ほど休止していたけど、
つい最近カムバックして嬉しい限り!
【うちのチーム】久しぶりにメンバーが復帰しました
この記事を投稿した日の少し後、
2018/09/22で会ってからちょうど6年になる。
長い付き合いなんだなあ。
DQ10、まだまだ楽しみたいね。