あの頃シリーズ

【あの頃#10】2012/8/26 DQ10を始めた日 後編

懐かしのアルトルティア

DQ10を始めた日、後編です

前回、中編からの続きです。

念願のDQ10を手に入れた嫁は、夜遅くまで楽しそうにプレイしていた。

オンラインゲームの醍醐味であるPTプレイ、嫁の遊んでいる画面越しに初めてPTを組む所から俺は見ていた。

あまりに楽しそうな光景に、もう我慢できなかった。

翌日の土曜日、俺は早速ゲオへお買い物。

開店直後のゲオへ行き、プレゼントに買ったばかりのDQ10を今度は自分用に購入した。

「これは長い戦いになりそうだぜ」

帰宅途中にあるコンビニで食料を買い込み、準備万端で帰宅。

いよいよゲーム開始。

俺「さて、女ではじめるか」

嫁「もう決まってるんだ」

プレイキャラの性別が選べる場合、この頃の俺は男を絶対に選ばなかった。

俺「モンハンドスで痛い目見てるからな……」

この数年前にどっぷりとハマったオンライン対応ゲーム。

モンスターハンターDOS。

初めてのモンスターハンターシリーズ。

「ハンターと言えば男だろ!」

そう豪語して選択した男キャラでひどい目にあった。

キャラメイク、顔パーツで全く納得がいかない。好みのがない。

それでも愛着が湧くかも……と僅かな期待を胸に決め、いざゲームを進めていった。

しかし、手に入る装備のダサさに絶望感が漂う。

きっと強くなればもっと格好良くなる。

そう信じてオンラインに行き、友達が操作する男ハンターに会い装備を見せてもらったはいいが、タルやバケツのような見た目ばかり。

挙句の果てに馬の被り物。

「見た目は諦めて」

馬面の友達が打ったこのチャットで、俺はキャラを削除した。

女ハンターに作り直すと、初期レベルの装備で可愛い。

男ハンターでプレイしていた時は、振り向く度、見た目のダサさ堪えていた。

苦し紛れにつけた顔のペイントが、さらに俺を苦しめた。

「男女間で装備格差が存在する」

深く深く心に刻まれた思い。

この思いから、DQ10も女キャラに決めていた。

※DQ10では、これが杞憂だったとわかるのはずっと後の事。

キャラを女性で選び、サイズは最大。

髪の毛はストレートのロングで白か銀。

と、思っていたらどちらもなかった。

黒髪とハデなのが好きなので黒髪の盛り髪に決定。

俺「さて、名前はどうするかな」

嫁「名前はモンハンで使ってる”kurando”じゃないんだ」

俺「あれはもともとペンネームだからなあ。ほんとは漢字で蔵人(くらんど)がいいし。これは漢字つかえなみたいだから・・・」

入力を進めていく。

入れては消して、もう一回入力。

この様子を見ていた嫁が疑問を口にする。

嫁「ヌコサクって、なに?」

俺「意味は俺もわからん」

嫁「ええ??」

これもモンハンをやっていた時の話になる。

モンハン2ndGのコメント欄に、

「ヌッコサックバンテンマイヤー!」

と書きなぐっていた時期があった。

俺自身も深夜のテンションで浮かんだ言葉をそのままコメントに書いてしまったので、言葉に意味などないから、由来など俺も知らない。

DQ10のキャラメイク画面で、適当な名前はないかと考えたら勢いだけで書きなぐったこの言葉を思い出した。

試しに「ヌッコサック」と入力したのだが、

脇役感が出過ぎる。

おそらく村人Aみたいな感覚で死ぬ。

世界を救える気がしなかった。

ならばと「ヌコサク」にしたみたが、おそらく出番は一度くらいのやはり脇役臭。

メインは張れそうにない。

俺「これはまずいな……」

嫁「ひらがなのほうがかわいいよ」

俺「・・・そうか?」

“ぬこさく”

俺「確かにかわいくはなった」

嫁「かわいいよ」

俺「よし、悩むの面倒だから決定」

こうして6年以上も使われる名前が決定。

意味などない割りに、今では愛着たっぷり。

世界も何度か救っているぞ。

キャラメイクは完了。

嫁の画面でオフラインモードは把握してたので、

オフラインをスムーズに進めてクリア。

さて、お待ちかねの5種族。

俺「オーガでやるわ」

嫁「え! 即決なの!」

一直線にオーガの像に駆け寄る。

俺「そりゃ、オーガだろ」

嫁「なんで?」

俺「俺はでかいのが好きだ」

嫁「潔いね!」

こうしておが子ちゃんのぬこさくが誕生した。

一瞬のキャラメイクを経て、お待ちかねのアストルティアへ出発。

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オーガの初期村、ランガーオ村。

死んでしまっているのは、ドワーフと同様。

死体になったオーガに入り込むぬこさく。

俺「こんどの体はダイナマイトだぜえ」

アグラニの町を見ていた俺。

周囲の様子に驚いた。

めちゃくちゃ人がいる。

初期装備のオーガがそこら中を走り回っていた。

俺「こっちは最初からオンラインだぞ」

嫁「え? うわ! なにその人の数!」

嫁が驚くのも無理はない。

動く人影がまったくなかったアグラニと違い、ランガーオでは常に人が走り回っている。

村王の家など千客万来の大繁盛だ。

人の流れだけで、次の行先の検討がつく。

この光景は外へ出ても同じだった。

そこら中でオーガがスライムと戦っている。

近寄って応援してみると、一拍置いて「ありがとう!」と返事がきた。

これが楽しくて、応援しながらザコ敵との戦闘を繰り返す。

戦闘自体が好きなので、開始職業は僧侶にしていた。

理由は”ボス戦で席がありそうだから”

僧侶は自分でホイミが使えるので強かった。

蘇生呪文はまだ覚えなかったが、スティックを持てばMPも吸いながら戦える。

俺「ちょっとボス倒してこよう」

早く戦いたいからストーリーをガンガン進める俺。

嫁「え! 一人じゃ無理だよ」

俺「タイマンでいけるだろ」

嫁「わたしが助けにいく!」

寄り道せずにボスに向かおうとする俺に、めらみは救援を申し出た。

電車で移動し、初めてのランガーオ村を目指す。

俺「勝てそうになかったら手伝ってくれ」

こう言いながら一人で倒す気まんまんだった。

”ロンダの氷穴”

氷穴内部でも、他のプレイヤーがたくさんいた。

ここでもおうえんと戦闘。

徒歩で移動する救援隊めらみはと言うと、ランガーオ村に到着し撮影を開始。

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嫁「人がいっぱいいるー!」

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オーガも、どわこちゃんが珍しいので集まってきた。

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まるでPTに参加しているかの写真。

実は一緒にはしっているだけ。

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めらみが撮影会をしている間に、俺はジーガンフとタイマン。

おたけびがたまに避けられるので、走り回りながらスティックと槍を持ち替え、自分を回復しながら長期戦の末に勝利した。

無事戦闘を終えて、ランガーオ村に帰還。

満足気なめらみがお出迎え。

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俺「んじゃ、めらみも今のボス倒すか」

嫁「倒したい!」

俺「一緒にいくかー」

嫁「おー!」

ジーガンフ、二度目の撃破。

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こうして、初期村でのストーリーを終了。

はじめてのPTは嫁と一緒。

めらみと二人で出発したランガーオ村。

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ここからあっと言う間に、6年間が過ぎました。

公式から「10年は続ける」と始まったDQ10。

最初は、10年なんて無理だろうと思ったけど、気づけばもう半分以上が過ぎている。

途中で長い期間休止して、嫁のめらみに寂しい思いをさせた事もあったけど、今ではまた二人仲良く楽しんでます。

これからも、のんびりと楽しめるDQ10を、嫁や仲間と一緒に満喫していきたいですね。

いかがでしたか?

始めた頃のこと、初期の頃、たくさん思い出あると思います。

たまには、最初の村に行ってみるのもいいかもしれないですね。

思い出に会いに。

では、またあの頃シリーズで!