あの頃シリーズ

【あの頃#09】2012/8/25 DQ10を始めた日 中編

懐かしのアストルティア

前回からの続きです

ひと気のないアグラニの町。

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あまりの静けさに、見ている俺はおろかプレイしている本人ですら、オンラインに来た確証が持てなかった。

嫁「ほんとにオンラインなのかな」

俺「もしかして、始めるときにオンラインモードとか選べたのかな」

嫁「えー、オンラインになるって出てたよ」

俺「一応、一回つけなおしてみたら?」

嫁「うん。あ、セーブは?」

俺「オートセーブらしいから大丈夫でしょ」

嫁「そっか」

メニューを開いて、嫁は一度ゲームを終わらせる。

流れるオープニングムービー。

ここで俺は疑問が浮かんだ。

俺「なあ、このオープニングさ」

嫁「うん」

俺「いざ旅立つって時にドワーフいないな」

嫁「職人やってただけだね」

だからと言ってドワーフはオンラインに行けない、そんなことはないだろう。

オープニング終了後、ボタンをポチポチ押して進める。

嫁「オンライン選んだ」

俺「だな」

嫁「オフラインはあのチュートリアルみたいなのしかないみたい」

俺「じゃあ、さっきの町はオンラインか」

嫁「そうみたい」

再びのアグラニの町。

誰もいない。

嫁「とりあえず進めてみる」

相も変わらずひと気の無い町で、

嫁は話を進めることにした。

俺「ドワーフはやっぱり鉱石か」

嫁「鉱山の事故で死んじゃったのかわいそう」

俺「あんな女の子が事故とは」

嫁「かわいそう」

ストーリーを進めると、鉱山に行けという流れになった。

嫁「あ! なんか動いた!」

俺「モンスターか」

嫁「違う、ドワーフ」

初めての他プレイヤーの発見。

興奮して後を追うめらみ。

嫁「あれー、消えちゃった」

洞窟の途中からは、ストーリーを進めないと通れないらしい。

さっき見かけたプレイヤーは、もっと進んだ状態のようだ。

これでやっとオンラインだとわかった。

洞窟内部のモンスターを倒しながら、

ストーリーを進めていく。

順調に進み、洞窟の奥まで来た。

ここで漂う、ボスの気配。

ちなみに、めらみは武闘家。

爪でぺちぺちしながら薬草を飲み、

ここまでくるのに満身創痍。

嫁「薬草3つしかない。勝てるかなあ」

不安そうにボスの手前でウロウロ。

そこに、同じ様にウロウロしているどわこちゃんが一人。

嫁「この子もおんなじなのかな」

のそのそと嫁がどわこちゃんに近づく。

嫁「この子、僧侶だ」

僧侶のMちゃん。

様子を伺い、しらべていると

M「一緒にPTくみませんか?」

チャットが飛んできた。

俺「おお」

嫁「わ、わたしかな」

慌てて返事を返すめらみ。

嫁「OK!」

俺「へえ、定型文もあったんだ」

嫁「はじめてつかった!」

はじめてのPTプレイで、はじめてのボス戦。

ひたすらぺちぺち攻撃。

嫁「爪すごい! 2回攻撃!」

M「ホイミ!」

嫁「すごい! 回復してくれた!」

ぺちぺち攻めながら、果敢に前にいくめらみ。

Mちゃんはすこし下がってめらみを回復している。

おっかなびっくり攻撃する僧侶。

スティックで叩くとMPが少し回復していた。

俺「へえ、僧侶は攻撃するとMP回復するのか」

嫁「爪なんて2回攻撃! つよい!」

攻撃と回復、二人の連携で見事にボスを撃破。

嫁「やったー!」

画面の中でも、めらみとMちゃんが喜んでいる。

こうして、初期村のイベントが終了。

一人前の証を貰って、

アグラニの町を旅立つ時がきた。

嫁「一緒に次の町にいきませんか」

M「よろしくお願いします」

定型文を織り交ぜたチャットで、

二人は仲良くなりアグラニを後にした。

最初はオフラインかと勘違いしたが、

町をでるときは頼もしい仲間が一緒。

二人での出発。

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俺はこうしてオンラインゲームの醍醐味を見た。

俺「これはいいな。俺も買ってくるか」

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【あの頃】2012/8/26 DQ10を始めた日 後編